セレクト/QOOLAND
2015年、QOOLANDのCOME TOGETHERというアルバムが出て、その頃はと言えば毎日が激務であまり音楽を聴かずライブにも行けず。
新譜が出てもあまり聴く気になれず、いつも固定の音楽ばかり聴いていた。
(これについてはまた改めて書くけど)
ある日ひょんなことからウォークマンを全曲シャッフルしていて、そこで始めてCOME TOGETHERの曲を聴いた。
びっくりして曲名を見た。QOOLANDのShining Sherry。なんでもっと早く聴いておかなかったんだろうという後悔と共に速攻たっしゃんに連絡した。
「ちょっとQOOLANDのアルバム良すぎない?」
「だからずっと言うてるやん。お前絶対的セレクト好きやで、てかお前の曲やでもはや」
そんなことを言われてすぐ歌詞を調べて読みながら聴いた。
「やめる」という選択肢が芽生え始めたのはその頃からかもしれない。
おこがましくも「いやほんとに私の歌だな!」とか思ってしまった。
思えば選択選択の人生だった。
選べると言うのは凄く幸せなことだと思う。よく言われる。「やりたいことがたくさんあるのが羨ましい」って。
絞れなくて悩んでいる。ずっと。
基本的には二択。始まりは高校生の頃。
大学に行くか専門学校にいくか。大学に行くと言う選択肢を捨てた後はなんの専門学校にいくか。「音楽」か「美容」だった。
そこで確実に「資格」を取れる「美容」の道を選んだ。
実際に働いて見て今度は「続ける」か「やめる」かの選択、やめてから「戻るか」「戻らないか」の選択。
正直どちらも捨てたくはない、なんだかずっと迷っている気がする。
きっとこの歌とは一生向き合って生きていくんだろうなと思う。
悩んで立ち止まって、どっちに行けばいいか迷った時に聴きたい曲。
どっちを選んでも間違いなんてない。だからこそ選んで生きていく。