sumika「Fiction e.p」発売
大好きで大好きで大好きで仕方ない音楽家の、新譜が発売されました。
sumika
Fiction e.p
四曲入りのep。
表情豊かな四曲が愛おしくてたまらない。
sumikaの音源が出るたび思うのは、曲だけじゃなくて曲順も全て仕組まれて作られてる。
ワクワクしたり切なくなったり、とても一筋縄ではいかない一枚。アルバムより曲数も少ない。はずなのにこんなにも楽しませてくれる。ぐぬぬ。手ごわい。
「sumikaらしい」ってなんだろう?こんなにいろんな色の曲があるこのバンドの歌を、とても言葉一つでひとくくりになんて出来ない。
一般的に言うsumikaらしいポップなフィクションから始まり、心をぐっと掴む下弦の月からのペルソナ・プロムナードのトリッキーさ。片岡さん特有の包容力で包んでくれるようないいのにで終わるこの一枚をどんな言葉でも表しきれなくて。
十人十色色んな人がいて、色んな人を好きと言えるのと同じように、十曲十色。ひとつひとつわたしの中で生きている、それぞれ好きなところがあってそれぞれが愛おしい。
明るい曲調で聴いてるだけで楽しいのに、歌詞でまた前を向かせて背中を押してくれるフィクションのような曲にわたしは何度救われて来たかな。
曲やMVが出るたび高揚して聴いてもう抜け出せなくなる。どうしてこうもいつもその時欲しい言葉をくれるのか。不思議。
すきだすきだな〜〜ってほんわかしてるとこんな曲ぶっ込んでくるからもう斜め後ろから重ための鈍器でぶん殴られた感覚だよね。
いつもそう一通り曲順通り聴いてからあっけにとられて数秒後目を覚まして慌ててもう一周。二周めではすでにもうその世界に飲み込まれて抜け出せなくなる。そこから何周だって聴ける。
初めて出会った時からそう。曲を聴きおわったあとは決まってちょっとだけ動けなくなる。良すぎて信じられない。みたいな。
(なんかもうよく病気って言われる。こんな幸せな病気なら一生治らなくて良いや)
言葉の使い方文章の作り方で恋してしまうみたいで。片岡さんの文章や言葉はどストライクでしかなくて。
かゆいところに手が届くような。そこそこ!それそれ!そうなんだよ!!って口に出さずにはいられない。
ぴったりはまり込む表現、言葉、ひとつひとつ好きだ。うーん、好きだ。
…
こんなにも四六時中考えてしまうなんてもうそれ恋だよ!今回も新しく出たこのFiction e.pという音源に完全に恋してるよ!仕事も手につかないくらい、ずっと考えてしまうよ!
聴けば聴くほどお気に召すままに起承転結をこしらえる、最高のCD。
今回も生まれて来てくれてありがとうの気持ちでいっぱいです◎