忘れらんねえよワンマンライブ「ワンワン!ワンマン!野音でワオーン!」@日比谷野外大音楽堂

2017.04.02.Sun.

忘れらんねえよワンマンライブ

ワンワン!ワンマン!野音でワオーン!

日比谷野外大音楽堂

 

セットリスト

登場:ワタリドリ

1.バンドワゴン

2.戦う時はひとりだ

3.僕らパンクロックで生きていくんだ

4.だんだんどんどん

5.中年かまってちゃん

6.体内ラブ〜大腸と小腸の恋〜

7.犬にしてくれ

8.バレーコードは握れない

9.美しいよ

10.ドストエフスキーを読んだと嘘をついた

11.夜間飛行

12.そんな大きな声で泣いてなんだか僕も悲しいじゃないか

13.世界であんたはいちばん綺麗だ

14.この街には君がいない

15.北極星

16.CからはじまるABC

17.俺の中のドラゴン

18.まだ知らない世界

19.眠れぬ夜は君の名をググる

20.うつくしいひと

21.ばかばっか

22.ばかもののすべて

23.寝てらんねえよ

24.僕らチェンジザワールド

25.俺よ届け

26.バンドやろうぜ

27.この高鳴りをなんと呼ぶ

En1.別れの歌

En2.時間がないっす(新曲)

En3.スマートなんかなりたくない

En4.忘れらんねえよ

 

 

新年度一発目は忘れらんねえよワンマン@野音でした!

たっぷり忘れらんねえよを体感できる贅沢セトリ。

※このライブに関しては自分自身楽しみすぎてしまったためレポというよりは感想文に近い感じになる可能性があります。

 

 

心に残っているいくつかをピックアップ。

 

まずは最近はもっぱら恒例となっているワタリドリを流しての柴田さんの登場。

正直野音だしライブハウスじゃないし割愛するのかななんて思っていた自分が甘かった。しっかり、客席後方より担がれた柴田さんが登場されました。脱帽

 

まだ空は明るいまま1曲目バンドワゴン

戦うときはひとりだ僕らパンクロックで生きていくんだと序盤からエモすぎる流れ。

 

「懐かしい曲やります!」ではじまっただんだんどんどんに、客席大沸騰。

多くの人が求めてた2分44秒。そりゃもう大盛り上がり。

 

ちょっと飛んで、犬にしてくれ

柴田さん、ずっとテンションが高かったのかな。「犬にしてくれ!!ワンワン!!

 

うつくしいひとが終わってしんみりする野音

そんな中はじまったのは柴田さんの恋ダンス

やるかやるかとは思っていたけど、まさか野音で本当にやるとは。そして完成度がまた高い。また脱帽。

 

そのあとはラストスパートに入る。

ばかばっかでは、間奏で柴田さんが担がれビールを買いに行き、客席で一気飲み。これまら毎回恒例にはなっていたがまさか野音でやるとは!!笑

客席左後方にドラゴンさん(エプロン着用)がビール片手に待機。男性陣に担がれ柴田さんがたどりつくと1000円札を渡し、ビールを受け取る。

そのまま客席中心にて立ち上がりビールを一気飲み。

 

ここはライブハウスなのかと錯覚してしまうほどにはアツい流れ、アツい歓声。

 

コールとともに曲に戻り、ばかもののすべて寝てらんねえよとフロアを盛り上げ、アツくなった柴田さん、「みんな最高だよ!…バンドやろうぜ!!」。

盛り上がる客席と反比例するように混乱するステージ

 

曲、まちがえました」と柴田さん。

そんなことある?!ここまでエモい感じにしてそんなことある?!

そうだよね、びっくりしたと笑う梅津さんに「理不尽だ!」と逆ギレ。

梅津さんがなんかいうと「うるさい!出てけ!」と怒鳴りつける。(文言はうろ覚えですごめんなさいでもそんな感じのこと言ってた。)

そっちの方がよっぽど理不尽だよ!とツッコミをいれたくなるところではあったが、そんなことを思っていたら柴田さん「僕らチェンジザワールド!!」。

そんな流れも計算してたの?!ってほど。その一曲に吸い込まれていく感じ。

 

俺よ届けのあと、本当にバンドやろうぜ。からの高鳴りで本編終了。

この頃には、始まった時はまだ頭上にあった月も傾いて、ちょうどよい暗闇に包まれていました。

 

アンコール一曲目の別れの歌

別れの時期ではあるけど、別れは必ずしも悲しいだけじゃない。俺らも最近別れがあったりもしたけど、前を向くための別れだってあるんだ

 

新曲「時間がないっす」。印象は(いい意味で)忙しない歌。

ホンダ原付のCMソングであるスマートなんかなりたくない

 

ラストの忘れらんねえよでは、客席みんなスマホの明かりをつけて左右に揺らす。

メンバーも楽器を置いて、聞こえるのは客席の大合唱。そんななかステージ上で横に並び肩を組み左右に揺れるメンバー。夢にまでみた景色だった。

 

ここまで客席の声だけ大きく響く野音なんてなかなかないんじゃないかなあ。

もちろん、SNSで動画があがったりいずれ映像化したりするのかとは思う。けど、この景色はやっぱり映像には残しても残しきれない。その場でその時間・空間を体感できた人はきっと一生忘れられない景色だったはず。

 

 

 

とまあこんな感じ!!

北極星のときかな?柴田さんが空見上げて「星が見えるよ!!…あ、飛行機だったわ」とか、そういう感じがすきな人たちが集まってこその1日だった。笑

 

真面目に個人的な感想で恐縮なのですが、

忘れらんねえよは「かっこいい生き方」を教えてくれるバンドだと思う。

それをどう捉えるかはもちろん受け取り方によるのかもしれない。

「外見を繕ってかっこよく生きる」。そういう訳ではなく、自分に正直に、目の前のものに真正面からぶつかっていく勇気をくれる。

そして、自分らしい、自分なりにかっこいい生き方を見つけられたら。なんて。

 

 

すっかり長くなってしまいました(^_^;)

今回はこの辺で!ざっくりな記録で申し訳ないです…!

 

また次回( ^ ^ )/■マタネ!